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>>DAMA ティープレッソ<<

エスプレッソが登場して市場の活性化を果たしたコーヒーに比べて、紅茶では、現在これといった商品が登場するには至ってない。長い間、コーヒー・紅茶と並び称されてきた嗜好飲料の両者だが、一方の紅茶にとって、スターバックス登場以降のコーヒーブームは眩しすぎたことだろう。コーヒーが黒船と称されるシアトル系カフェに先導された形で市場形成が為されたのに対して、紅茶は未だにサイドビバレージの位置から脱することができないのだ。紅茶がコーヒーと同じく日常身近な存在となるためには、もっと多くのチャレンジの登場と、然るべき努力を待たなければならない。そうした中で一つのチャレンジを知る機会を得たことは喜びである。


ティープレッソ(teapresso・商標登録申請中)

ティーとエスプレッソからなる造語である。2005年3月10日、新宿ルミネUの1F(JR東南口サイド)にオープンしたカフェである。開発と運営は有限会社バンブージョインツジャパンで代表は鈴木香織さん。紅茶を使ったバリエーションメニューを提供するカフェで、立ち飲みカウンターを備えたキオスクタイプの1号店だ。シアトルにはこうしたスタイルやカートカフェが街角毎にあるが、中には評判の高いカフェも多い。名だたるチェーンコーヒーショップとの競合は避けられないが、個性的な商品やサービスの強みで存在感が高いのである。ちなみにバンブージョインツUSAはSeattleに隣接するRentonにあり、彼の地の事情とノウハウを充分に蓄積している企業である。現に9.11がなければ teapressoは米国中心に展開の予定だったと鈴木さんは語っている。


抽出機器の開発と技術開発を待って完成したteapressoは、初体験ながら先入観を超える出来映えだった。紅茶に良く合うミルクを探し当てた結果に得られた上質な香りと優しい味わいは、エスプレッソ系バリエーションコーヒーに馴染んだ方には少し物足りないものかも知れない。しかし今や、フレーバーやトッピングでデザート化していったアレンジコーヒーから、上質なドリップコーヒーへの回帰が明らかになっているのだ。しかるに紅茶のバリエーションは端緒についたばかり。こうしてteapressoのカップを持つと、多くの方が新しい体験の心地良さに気付くのではないだろうか。包み込まれるように柔らかな芳香。それは夢に向かって、颯爽とキャリーバックを引く自分の姿に繋がる感覚かも知れない。大きな可能性を秘めた業態が誕生した。



DAMA ティープレッソ


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