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DISCOVERIES COFFEE
名古屋市天白区植田3-1305
TEL:052-808-0560
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中部日本珈琲商工組合の賀詞交換会を終えて、
昨年来気になっていた名古屋のDISCOVERIES COFFEEを訪問した。
個人で開業したカフェなのだが、来てみると決して立地に恵まれたカフェではない。一般論として資本力のあるカフェチェーンは
駅周りのビルインや郊外のショッピングモールなどに 出店し、集客にはさほど困らないのだが、個人となると様子がガラリと違ってくる。
所謂2等3等立地への出店になり、集客も自助努力で、経営が安定するまでは耐え続けることになる。経営が安定するというのは、商品やサービスが評価され、
来店客数が増えた結果なのだが、それは簡単なことではない。しかしここDISCOVERIES COFFEEは早くから固定客が増え始めたようだ。
今が安定した経営と言える段階かは確認できないが、1年に満たないカフェの歴史を豊かなものにしているのは、多くの固定客と店との信頼関係に違いない。
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DISCOVERIES COFFEEは良く作られたカフェである。訪れたのは寒い冬の夜だが、暖かさが溢れるファサードの上に、
間接照明に浮かぶショップ看板が誇らしげに輝いている。冬でも暖かい日には、寒さにチャレンジする客が必ず座るであろう入り口横のデッキチェアも捨てがたい。
右手にはオリジナルソフトスリーブを巻いたミスティークカップにブラックリッドのパネルがテイクアウトOKと呼びかけている。
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店内に入ろう。
最初に触れる暖かさはもちろん暖房のそれだが、それにも増して暖かさが溢れている。カウンター周りはコーヒーショップの顔だが、
大型店やチェーン店の整然とした佇まいでは無く、ポップでしかし使い易く纏められている。このカラフルさはどこかでと思い出すと、
シアトル郊外のマカティオ岬にある、マカティオコーヒーのカウンター周りに似ているかも知れない。
有名なダウンタウンのモノレールエスプレッソに珈琲豆を卸しているロースターでもある。
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洒落たテラス |
オーダーカウンターの上には手書きのメニューボード |
店内はロゴ入りのマグカップ、テイクアウトは紙またはプラスチックカップというスタイルは、カフェのスタンダードと言えるだろう。
なにせあのスターバックスも、日本上陸3号店まではしっかりこのスタイルで進んだのだから。
しかし当時の営業状態では食洗機を回している余裕すら無かったのである。その後店内も紙とプラスチックで怒濤の快進撃となったのだがまだ記憶に新しい。 |
レジ前にはカップのサイズバリエーションが並びとても注文し易い |
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オーダーしたのはトールラテのテイクアウト。飲みやすい素直なコーヒーだ。
しかしミルクに負けることなくしっかりと調和している。オープンに当たって試行錯誤を繰り返したであろう看板のメニューである。
夢の実現が近づく楽しさに勢いを得ながら、きっとこれで行こうと決めたバランスがあった筈だ。毎日毎日、その初心を握り締めながらエスプレッソを抽出し、
フードを揃え、サービスに勤しんできた。DISCOVERIES COFFEEの魅力とはそうしたものなのだろう。女性客が一人、熱心にノートに目を走らせている。
若い男女が一組、明るい表情を窓硝子に写している。彼ら彼女らのこの瞬間を支えることが、カフェ経営の醍醐味なのだから。 |
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