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(有)オールドニュー
カフェジャルディーノ


鳥取県米子市米原6-1-14
TEL:0859-38-9719

http://www.oldnewcafe.com/

(有)オールドニューの本池達也氏は、ロサンゼルス郊外のカレッジで学生時代を過ごし、 その間、時あたかも台頭し始めた米国のエスプレッソ文化に親しみ、かつ深く体験してきました。その後帰国して、自身の夢となったコーヒービジネスを興すべく、 最初は8坪のリトル・イタリー・カフェ(現ラ・バール)を今井書店本の学校内に立ち上げ、努力して軌道に乗せたのです。創業から10年目の現在は、 基幹店のカフェジャルディーノを始め、エスプレッソカフェのラ・バールを大型書店やスーパーマーケットに4店舗展開し、合計でグループ店6店を運営しています。
そのスタートは焙煎豆を外部から調達していましたが、当時話題となっていた米国製のデートリッヒ3s焙煎機を導入して自ら焙煎を始め、 現在ではデートリッヒ12sを増設してその2台で焙煎しています。焙煎豆は自社の店舗業務用と小売りの店頭販売用、 及び珈琲豆の販売のために起こした会社グリーンビーンズサプライでのネット販売のほか、ネットワークの広さを生かして業務用卸を展開しています。 そのコーヒーは自身の磨き上げた味覚と、カフェの営業経験を万遍なく生かした、シアトルスタイルの焙煎が中心です。


オリジナルカップ&スリーブ

また当初は生豆の調達に苦心が多く、 米国SCAA加盟商社より直輸入していました。今では安定的に上質の生豆を調達できるルートとして、神戸のマツモトコーヒーとの関係を強化し、 その縁で中南米を中心に毎年産地に赴き、現地の実状を理解した上で、各農園のトップクオリティの生豆を MOTOIKE BLAND として調達するまでになっています。 焙煎を初めてから今に至るまで、僅か5年というから驚きです。

ここまではコーヒーに絞ってきましたが、 本池氏は青年実業家としてさまざまな取り組みを実践しています。JC米子の創業塾では請われて講師を務め、 エコオフィスの展示会でも「オールドニュー流社員の活性化術」について講演しています。オールドニューをたった10年で社員数40名ほどの外食企業に成長させたその手腕は、 地元でも注目されているのです。さらに昨年10月のコーヒーの日のイベントでは、地元ラジオ局RCCの「山陰発 一杯のコーヒーから」という2時間番組に生出演。 その後FMで毎週土曜日夕方4時55分〜「本池達也のLOVE COFFEE LIFE」という番組も持っています。まさに異才の人です。


ホームメイドケーキのショーケース

カフェジャルディーノは料理が自慢です。 若者好みのボリューム満点のイタリアンもありますが、ワインと嗜むオリジナル料理も多くの顧客を惹きつけています。 加えてホームメイドスウィーツとスペシャルティコーヒーがあります。カフェレストランにスペシャルティコーヒーやエスプレッソバリエーションがあることで、 お客様の満足度が大きく変わるのです。品質の優れたコーヒーは、薫りの余韻を楽しみながらお店を後にしていただけます。 本池氏は自らの体験からこのことを知ってコーヒーに拘っているのです。

ラ・バールは前出の通り、旧名をリトル・イタリー・カフェといい、 ブックカフェとして誕生しました。山陰で有名な今井書店の本の学校店が一号店です。当時全国でブックカフェが注目されており、過去は窮屈だった書店で本を選ぶ時間が、 コーヒーの薫りに親しみながら本を選ぶことができるのです。米国ではブックカフェの御三家として、Barnes & Noble(スターバックス)、Borders(後にシアトルズベスト)、 Virgin(トレファチオーネイタリア)があります。そのカフェ3ブランドはいつの間にか全てスターバックスグループの経営になってしまったのです。 地方には地方の文化があり、それを支えるのが書店の役割と考えると、地元で愛されるカフェに頑張ってもらいたい。


ウェルカムボード

カフェジャルディーノ店内

本の学校店書店内のラバール

ところでブックカフェが成功するかどうかは カフェの努力にかかっています。テナントとしての入居であっても、動員力を過剰に頼るべきではない。来店されるお客様にとって、書店以上に魅力的なカフェにならなければ、 来店目的の違うお客様を呼び込むことはできないのです。ラ・バール本の学校店はどうかとみますと、その後松江の今井書店田和山店と米子の今井書店緑町店と続きます。 ラ・バールの努力が満足ゆくレベルであることは言うまでもありません。やはり薫り高くてコクのあるコーヒーは誰にも愛されているのです。


カウンター前の自家焙煎珈琲

本の学校店 店内

古い印刷機

様々なPOP

またラ・バールは岡山県津山市に本社を置く マルイスーパー車尾店に出店しています。インスタントコーヒーを卒業し始めた消費者が、レギュラーコーヒーをどこで買うかという調査では、 なんと60%以上がスーパーマーケットで買うのです。当然それはロングライフコーヒーであり、挽かれたコーヒーです。それは自家焙煎店にとって悩みの種でした。 そうした状況の中で、スーパー内にカフェを出店することは、スーパー側の、買い物を楽しく、滞店時間を長くする目的を超えて、 カフェは自家焙煎コーヒーのショールームを設けることになります。ラ・バール車尾店では、カフェの魅力を提案しながら、自家焙煎コーヒーの販売に注力しています。 カフェで美味しいコーヒーを飲んでいただくことで、豆の販売に相乗効果をもたらすのは勿論ですが、コーヒー教室や試飲セールなどにより効果的な販促活動が可能です。


マルイスーパ車尾店

車尾店 挽売コーナー

自家焙煎コーヒーをコアビジネスに、 レストランやカフェを展開する(有)オールドニュー。中小企業の宿命である人材難を先手先手で克服してきた本池達也氏。彼の広範な人脈と行動力は、 その実践経営理念である「Scrap & Build」の成果として振り返ることが出来ます。そして若きスタッフたちの熱意と地域の期待がエネルギーとなって、 今年も飛躍し続けるのは間違いありません。既に岡山県津山市のスーパーへの出店と、米子空港ターミナルへの出店が決まっています。それを支えているのは人材力です。


車尾店のエスプレッソマシーン
   
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